リース取引

リース取引とは

 「個人事業主」や「法人」が複合機や自動車などを購入して事業に使用する場合、大きく分けて「リース」、「レンタル」、「購入」の3種類を選ぶ事ができます。その中で「リース」は購入時に資金が少ない場合の選択肢として多くの会社で採用されています。

リース取引の種類

 リース取引は「所有権移転ファイナンスリース」、「所有権移転外ファイナンスリース」、「オペレーティングリース」の3種類に区分できます。

 どの区分かは、契約内容により変わってきます。

リース取引の種類

内容

①      所有権移転ファイナンスリース

「中途解約不能(ノンキャンセラブル)」、「フルペイアウト」の2つの要件を満たす

②      所有権移転外ファイナンスリース

③      オペレーティングリース

「①」、「②」以外の取引

 

償却資産税の申告

 リース取引は、その区分によって、償却資産税の申告者の取り扱いが異なります。

 

貸手側

借手側

オペレーティングリース

申告する

所有権移転ファイナンスリース

申告する

所有権移転外ファイナンスリース

申告する

セール・アンド・リースバック

申告する

 「償却資産税」は毎年、1月1日時点で、市ごとに所有している事業用の償却資産を、1月末までに申告する制度です。

 「償却資産税」は「150万円未満(課税標準額)」の場合は課税されることはありません。(免税点)

 しかし150万円に満たない場合でも、申告は必要です。